GoPro 給電しながら長時間連続撮影してみた
はじめに
GoProの欠点のひとつでもある長時間の連続撮影ができないという問題をモバイルバッテリーで給電しながら撮影する事で解決できないかを検証してみました。
GoProHERO4session
使用するGoProはGoProHERO4sessionです。
2020年11月現在ではHERO9が出ているのでもうかなり古い機種になります。
バッテリー交換ができない
HERO4sessionはコンパクトで軽量である代償としてバッテリー交換ができません。
最近はあまり使用しなくなりましたが、林道ツーリングで使う場合にはずっと録画しっぱなしではなく、したりしなかったりで昼休憩の時にモバイルバッテリーで充電して夕方まで待つかな?くらいです。(1080p30fps)
レースの場合は録画しっぱなしで画質を960p30fpsに落として2時間撮れないくらいです。
4時間連続で撮影したい
10月25日に開催されたCROSS MISSION新居浜〜シコクベルグ〜に出場してきました。
このレースがなんと4時間と長丁場なのです。
sessionじゃないGoProならバッテリーを持参しといて途中でバッテリー交換すれば4時間撮る事もできるのでしょうが、sessionは無理なのでどうにかならないか考えていました。
モバイルバッテリーで給電しながら撮影
色々調べていたらモバイルバッテリーで給電しながら撮影する方法が1番コストがかからなそうです。
自分なりに色々調べた結果
- HERO4sessionは公式で給電しながらの撮影が認められている
- 撮影中は充電ではなく給電
- 防水性・防塵性は失われる
- 高温になり電源が落ちる場合がある
3と4の問題だけどうにかすればいけそうですね。
テスト
- 本当に給電しながら撮影できるのか
- どれくらい高温になるのか
- 本当に電源が落ちるのか
- また落ちた場合自動的に復帰(再録画開始)するのか
- モバイルバッテリーの容量はどれくらい必要か
- 配線の取り回しはどうするか
などを事前にテストしてみました。
撮影テスト
仕事中に自分のそばに置いてモバイルバッテリーから給電して撮影してみました。
多少熱くなりましたが電源が落ちる事はなく無事4時間連続撮影する事ができました。
モバイルバッテリーは10000mAhの物を使用しましたが25%くらいしか減ってませんでした。
熱の問題は使用環境によると思うので何とも言えません。
配線取り回し
モバイルバッテリーへのUSBケーブルの取り回しを考えます。
僕はバイザー下にマウントするのでいつもはこうゆう感じです。
この状態でGoProの蓋を開けてUSBケーブルを挿します。
写真がないんですが、水や砂の混入を防ぐために本番ではUSB挿入部にビニールテープを巻きました。
バイザーの隙間から上に出して真ん中を通していきます。
結束バンドと布テープで固定しました。
あとはハイドレーションバッグのベルト部分のポケットに入れたモバイルバッテリーに接続します。
USBケーブルの長さですが1mではちょっと短いので1.2mのものがちょうどいいと思います。
本番で使用してみて
スタート前からレース終了まで4時間半くらい問題なく撮影できました。
ケーブル類も全く邪魔になりませんでした。
録画中にケーブルを抜いても録画が中止される事はありません。
モバイルバッテリーは10000mAhのものを使用しましたがテスト時と同じく25%しか減っていませんでした。
SDカードは128GBの物で68%ほど使用しました。
まとめ
GoProをモバイルバッテリーに接続しながらレースで使用してみました。
結果としては邪魔にもならず長時間録画できるのでとてもよかったです。
いつもはバッテリー節約のために画質を落として使用してたのでそれも解決できます。
一つ問題点としては防水性・防塵性が落ちるというところです。
これに関しては僕のGoProはもう古くなってきてるので壊れても仕方ないと割り切ることにします。
よければ自己責任で試してみてください。
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