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タイヤはゴツゴツしてた方がカッコいいやん?

KTM ラジエターホース(フレームYピースホース)交換

はじめに

150XC-Wのラジエターホースを交換しました。

特殊工具の代用情報などもあるため記事にしてみました。

 

 

フレームYピースホース

今回交換するホースはフレームYピースホースというフレーム内を通っているホースです。

転倒によってホースが裂けてしまったので交換します。

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④の部品です。

交換経験がある友達からの情報では「外す時に⑬が潰れる可能性がある」との事だったので④と⑬を交換します。

部品番号は

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作業

取り外し

まずはシート・タンクを外してクーラントも抜きます

両側のラジエターを外します

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ここまで外れたらYホースを外していくのですが、そのためにさっきの⑬のパイプを外さないといけません

フレームの中でこのようになっています

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パイプを回して外すのですが、このパイプは丸なので工具を掛ける事ができません

パイレンなどで回そうにもあまり出面がないし狭いので掴みにくいです

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Twitterなどで調べてみると、パイプの内径の溝に13mmの六角レンチを掛けて回せるらしいです。

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しかし13mmの六角レンチはホームセンターなどではなかなか置いてないサイズなので、僕は13mm外径の六角高ナットを使用しました

13mmの外径になるのは大体M8サイズです

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これなら値段も48円なのでコスパもいいです

これをパイプに入れてメガネレンチやラチェットで回します

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ラチェットが楽ですが13mmのショートソケットが見当たらなくてメガネレンチで回しました

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Yホースの供回りを防ぐためにドライバーなどを突っ込みます(ホース部分に当たると破れるので注意)

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これでパイプは外れました

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これでYホースを左右どちらからでもいいので抜きます

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これで取り外しは完了です

取り付け

取り付けは取り外しの逆です

パイプを取り付ける時にYホースが回って新品のホースが破れてしまうのだけ気をつけます

取り外しの時はプラスドライバーを供回り防止に使用しましたが、取り付け時はちょうどいい感じだったTレンチを使用しました

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フレーム内が目視できないのでウォーターパイプを挿し込むのが少し難しいですが感覚で

あとは全てのホースやラジエターを取り付けてクーラントを入れてエア抜きすれば完成です

 

破損の原因と対策

原因

転倒してラジエターが押された事でYホース部分に負荷がかかったのが原因でした。

ラジエターの取り付けステーが剥離してた事によってよりラジエターが動いてしまったようです。


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対策

新品のラジエターに交換してもよかったのですが、まだコアは無事で使えそうなのでそのまま使います。

この黒いステーはリベット留めなのでリベットを打ちます。

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リベットサイズはM4x10mmでした。

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これでラジエター本体がぐらつく事がなくなりました。

 

まとめ

フレームYピースホースを交換しました。

比較的簡単でかつ破損しやすい箇所みたいなので記事にしておきました。

参考までに。