KTM サブフレーム曲がったので修正
はじめに
150XC-Wのサブフレームが曲がってしまったので修正しました。
今回は自分で出来ない作業もあったのでバイク屋さんにお願いもしました。
サブフレームが曲がった
数々の転倒や投げに耐えきれずとうとうサブフレームが曲がってしまいました。
サブフレームが曲がるとなにが大変かというと、曲がる事でズレが生じてシュラウドより後ろの全ての外装やエアクリボックスのプラスチックが割れます。
KTMのサブフレームはアルミなので曲がるだけで済みますがハスクバーナはカーボンなので折れます。
周りのハスク乗りの人は大抵折ってます。
よく見るハスクの形。 pic.twitter.com/7K8iqaJzG3
— うらた (@bokp1610) 2021年8月8日
こうなったら乗れなくなるので困りますね。
バラしてみる
一度全てバラしてみました。
バラしてみるとサブフレームの取り付けボルトが1個紛失していました。
定期的に増し締めしないといけなかったようです。
サブフレーム単体までバラしました。
やはり歪んでますね。
この状態までバラすと手でグニャグニャ曲げれます。
原因
手でグニャグニャに曲がるので転倒すればそりゃ曲がります。
原因はバッテリー固定を兼用してる補強のステーが折れているからです。
これは以前記事にも書きました。
この時はバッテリー固定用のステーでそれほど強度には影響しないと思っていて放置していました。
しかしこれが原因なので修理しないといけません。
溶接してもらう事にした
もうこれは溶接してもらわないといけません。
もちろん溶接機なんて持ってないですし、アルミ溶接は特に難しいのでプロにお願いします。
知り合いに教えてもらった近所のショップに頼んだら1日で仕上げてくれました。
これでサブフレームの修正はできました。
割れたエアクリボックスの修復
プラスチックパーツや外装の割れ修復には、タイラップ方式やホッチキス方式など色々ありますが、
僕はプラスチック溶接でやっています。
この方法が今のところ1番強度が高い気がします。
プラスチック溶接
プラスチック溶接はハンダゴテでプラスチック同士を溶かしてくっつけるやり方です。
良い点
- 強度が高い
- 目立ちにくい
悪い点
- 難しい(コツが必要)
- ハンダゴテやPP棒などが必要
- ハンダゴテを使用するので火傷の危険がある
実際の作業
まずはハンダゴテを使って割れたプラスチック同士をくっつけます。
これだけでもくっつくのはくっつくんですが、強度が弱いので補強します。
最初にくっつけた時にわざと溝を作っておきました。
そこにPP棒を流し込んでいきます。
ヒートガンを使うと簡単です。
盛ったPP棒をさらに半田ゴテを使って慣らしていきます。
これで完成です。
自分なりに試行錯誤した結果、今のところこのやり方が1番強度が出る気がします。
あとはエアクリボックスをサブフレームに取り付けて車体に取り付けて元通りにすれば完成です。
まとめ
曲がったサブフレームを修正しました。
今のバイクでバイク屋さんにお願いしたのは今回が初めてでした。
溶接は難しいのでプロにお願いしてよかったです。
これでもうしばらく乗れそうです。