タコマ リフトアップ
はじめに
タコマカスタム月間今回はリフトアップです。
これが今回の最大イベントかも知れません。
リフトアップとは
リフトアップ(ハイリフトとも言う)とは、主に自動車を改造して車高(最低地上高)を上げる改造手法、または車高を上げた状態のことである。
基本的にはオフロード性能の向上などが目的なのでしょうが、僕はオフロードも走りませんので完全なドレスアップ目的です。
リフトアップすることで純正サイズより大径タイヤを履くことができるようになります。
スペーサーによるリフトアップ
リフトアップするには色々な手法があります。
コイルスプリングを換える方式や、ショックごと換える方式、ボディリフトなど...
車種や目的などによって変わります。
今回は比較的リーズナブルで簡単にできるスペーサーによるリフトアップをチョイスしました。
フロントはショックアブソーバーの上に、リアはリーフとホーシングの間にスペーサーを入れます。
リフトアップ量
今回はフロントを3インチ、リアを2.5インチのリフトアップにします。
スペーサーでのリフトアップの場合ブレーキホースや足回りの干渉の関係でこれくらいが限界のようですね。
ノーマルは姿勢が前下がり
ピックアップトラックやSUVは重い荷物を後ろに積むことを想定してノーマルでは若干前下がりの姿勢です。
これを嫌う人が多いので大体の人はフロントが3インチアップならリアは1インチとかが多いです。
僕はそんなに前下がりが嫌いではないし、バイクを積むことが多いのでこのリフト量にしました。
手順
これは動画がわかりやすいですね。
英語ですがなんとなく分かると思います。
Tacoma Rough Country 3 in. Suspension Lift Kit (2005-2019 6-Lug) Review & Install
これを事前に何度も見て予習しました。
必要な物
リフトアップキット
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日本で買うと安い物でも4~5万円します。
僕は海外通販で1万円程度のものを購入しました。
工具
それほど特殊な工具は必要ありませんが、僕が購入したリフトアップキットがアメリカ製だったのでキットに同梱のボルトがインチ工具でしか回せなかったので購入しました。
ホームセンターなどではなかなか売っていないので注意です。
ジャッキスタンド
ジャッキは車載の物でいいですが、作業時は安全のためにあった方がいいです。
他のものでも代用はできますが安心感があります。
ハンマー
アッパーアームやステアリングシャフトのボルトを外す時に必要です。
ゴムハンマーでは力が逃げるので鉄のデカめのハンマーで思いっきりドツく必要があります。
ボルトをカットできる工具
キットのUボルトをカットする必要があります。
僕はサンダーを持っていたからよかったですが、ない人はなにか用意する必要があります。
インパクトドライバー(あると便利)
僕は持っていたから使いましたが、これはとても便利でした。
ただしボルトをねじ切ってしまわないよう注意が必要です。
実際の作業
これも写真はないです(もうそろそろ言わなくていい?)。
リア
リアは比較的簡単で特にハマる事もなかったです。
動画で予習していれば素人の僕でも1時間もかからず完成しました。
フロント
フロントはリアに比べて時間がかかりました。
スタビライザーが左右で繋がってたりするので左右同時進行で作業した方がいいです。
最初これがわからずスタビライザーをあげるのに苦労しました。
完成
タイヤはそのままで純粋にリフトアップだけしたビフォーアフターです。
タイヤとフェンダーアーチの隙間が大きくなっているのがわかります。
ヘッドライト調整が必要
車高が上がった&ノーマルより前上がりになった事でヘッドライトも若干上向きになります。
このままでは対向車が眩しいので調整が必要です。
アライメント調整が必要
リフトアップは完成しましたがリフトアップすると100%アライメントが狂うので調整が必要です。
これは自分ではできないのでタイヤ交換の際に車屋さんでお願いします。
構造変更が必要
これはまだ行っていませんが、全高が変わるので構造変更をしないと車検に通りません。
乗り心地は変わった?
全く変わってないと思いました。
まだそんなに色んなシチュエーションで走ってないのでわかりませんが、いつもの通勤などでは違和感ありません。
乗り降りの際に「お、やっぱ高いな」と思いますが、それも2、3日で慣れました。
運転中の目線もそんなに変わらないです。
まとめ
素人がリフトアップをしてみました。
ショップに頼むと外車なら工賃だけで10万円くらいする事もあるのでかなり安くできました。(キット代+インチ工具+手伝ってくれた会社の先輩2人のピザ代)
比較的簡単だったので無事終わりましたが、足回りはとても重要なので自信がなければショップに任せましょう。