初心者オフローダーのブログ

タイヤはゴツゴツしてた方がカッコいいやん?

KTM 150XC-W スロットルケーブル交換

はじめに

150XC-Wのスロットルケーブルを交換しました。

とても簡単な作業ですが今回は珍しく写真を撮りながら出来たので記事にしてみました。

 

 

経緯

度重なる転倒によりスロットルケーブルが折れ曲がって千切れそうになっていました。


f:id:bokp1610:20200810180256j:image

f:id:bokp1610:20200810180300j:image

あと写真では分かりづらいですが○印の部分も折れ曲がっています。

f:id:bokp1610:20200810180744j:image

あと前々からスロットルを回した時のタッチに引っかかりのような違和感があってスロットルボディのスプリングが原因ぽいのでスプリングも交換してみます。

 

必要な物

部品

f:id:bokp1610:20200810181027j:image

  • スロットルケーブル

f:id:bokp1610:20200810181413j:image

めちゃくちゃブレてましたw

純正部品番号 50502091000 [THROTTLE CABLE/GASSEIL] ¥3786

  • スプリング(ケーブルのみ交換の場合は不要)

f:id:bokp1610:20200810181746j:image

純正部品番号 55431030000 [SLIDING SPRING MIKUNI] ¥981

*値段は変動すると思います

工具類

  • 8mmソケットレンチ等
  • 10mmスパナ
  • ラジオペンチ
  • マイナスドライバー

これだけあれば大丈夫です。

だいたい誰でも持ってるような工具だと思います。

あとは色々外すのでウエスやパーツクリーナーがあれば掃除もできます。

 

作業

  1. まずはシートを取り外します(8mmソケット)
  2. ガソリンコックをオフにしてホースをキャブレターから外します(ペンチ)
  3. ボルト5本で止まってるガソリンタンクを外します(8mmソケット)
  4. f:id:bokp1610:20200810201948j:image
  5. ケーブルの動線を覚えておきましょう

    f:id:bokp1610:20200810202157j:image

    f:id:bokp1610:20200810202202j:image
  6. ハンドガードが付いてるなら外します
  7. f:id:bokp1610:20200810202354j:image
  8. スロットルのゴムカバーを外してスロットルをバラします(8mmソケット)

    f:id:bokp1610:20200810202614j:image

    f:id:bokp1610:20200810202702j:image

    f:id:bokp1610:20200810202658j:image
  9. キャブレターのエアクリ側とインマニ側両方のホースバンドを緩めてキャブレターを少し傾けます(スロットルボディのボルトにアクセスしやすいように)
  10. f:id:bokp1610:20200810204058j:image
  11. ボルト2本を外してキャブレターのスロットルボディを抜きます(マイナスドライバー)
  12. f:id:bokp1610:20200810203317j:image(錆びてる…)
  13. スプリングを縮めながらワイヤーを押し込むようにしてニードルジェットから抜きます(この辺はニードルジェットやニードルクリップ交換した事ある人なら分かります)
  14. ゴムカバーを外してボルトを外せばワイヤーが取れます(10mmスパナ)
  15. f:id:bokp1610:20200810203621j:image
  16. あとは取り外した逆の手順で取り付けていけば交換完了です(写真撮ってないからやっつけ)

f:id:bokp1610:20200810203815j:image

あと僕は忘れてましたが、せっかくなのでワイヤーに注油しとくのもいいかもしれませんね。

注意点

冒頭で言っていた「スロットル回した時の引っかかりのような感触」はスプリングが原因ではなくてスプリングに付いているプラスチックパーツの突起(○印)がニードルジェットの切り込み(○印)にしっかり入ってなかったからでした。

f:id:bokp1610:20200811093427j:image

凡ミスですね。

取り付けの時に注意したいです。

 

まとめ

150XC-Wのスロットルケーブルを交換しました。

交換頻度が高い物ではないですが簡単に自分で出来るので記事にしてみました。