CGC大和奈良HARD ENDURO Day2~レース編~
はじめに
CGC大和奈良HARD ENDUROに2日間行ってきました。
前回はDay1「下見・観戦編」を書きました。
今回はDay2「レース本番編」です。
初めてのゲロゲロクラス
CGCは2回出たことありますがどちらもさわやかクラスでした。
去年の10月の奈良トラでまぐれ入賞してしまって仲間内から「次は当然ゲロゲロクラスやろ」と圧力がかかり泣く泣くゲロゲロクラスに挑戦することになりました。
G-NETゲロゲロクラス
今回はG-NET(全日本ハードエンデューロ 選手権)も併催で、しかもゲロゲロクラスは混走&同一コースで「G-NETゲロゲロクラス」と銘打っています。
G-NETクラスとゲロゲロクラスを統一してG-NETゲロゲロクラスとします。(同一コ―スを予定しています)
表彰は
G-NETランキング上位20位までポイント付与
CGCランキングG-NET固定9台を除いた上位20台まで付与
当日は統一クラスで10位まで表彰します
走破系ライダーに楽しんでもらえるようなレースを提供します。
ロックセクションは勿論、ヒルクライム・ウッズ、そして前大会で大人気だった奈良漬セクションは程よく柔らかくなり距離を伸ばし更に難易度を高めています。「一歩間違えれば君も奈良漬けに!」
目標
初めての挑戦なのでまずは完走。「タマイチ」ってやつです。
レースまでに行った準備(マシン的な)
いつもレース前はいい機会なので結構入念に車体をバラしてグリスアップしたりしますが、今回は特に行いませんでした。
というのも、毎回レースでドロドロになって後片付けが大変なのでどうせならレース終わってから車体をバラして洗車&グリスアップ等しようと思いました。
という訳で今回のレース前の準備はタイヤ交換程度です。
タイヤ
フロントは10月のCGC奈良トラから履いてるSHINKO F540です。
SHINKO シンコー/540 【80/100-21 51M TT】 タイヤ 125EXC
リアは最近コンパウンドが新しくなったSHINKO 540Xです。
SHINKO シンコー/540X 【120/100-18 68M TT】 タイヤ 汎用
ちなみに本番での空気圧はフロントが0.4キロ(ヘビーチューブ&ビードストッパー x1)、リアが0.15キロ(Tubllis)でした。
レース当日
天気は曇りのち雨。雨はなんとかレース中は持ちそうでした。
気温は高かったです。
前日に下見していたので当日はゆっくり出発です。
9時過ぎくらいに会場に着いて仲間内や知り合いの方々に挨拶したり準備したりして過ごしました。
そうこうしてるともうレーススタートです。
レーススタート
動画
インスタ用の1分動画です。
こちらは YouTubeフル動画。長いので概要欄からセクション毎にスキップできるようにしてます。
2020.3.22 CGC大和奈良HARD ENDURO G-NETゲロゲロクラス
コースマップ
セクション毎の感想
吉野川・大仏ロック
奈良トラ名物でもある吉野川にスタート直後すぐ突入します。
そのあと大仏ロック、名も無きガレへと続きます。
前日下見をした感じ、このあと登場する“ツインヒル”が僕の中で序盤の鬼門だと思っていたのでここはなるべく早く抜けたいと思ってました。
吉野川はさわやかクラスでも使っていて正直ガレは得意の方なので自信あったんですが、ゲロゲロクラスの皆さんの圧が凄く自分も変に力んでいてしょうもない転倒などで一気に中盤より後ろまで順位が落ちたと思います。
先ほど言った通り自分の中での序盤の鬼門でした。
左右のルートがあって右側が直登ルート(岩盤のヒルクライム)、左側がエスケープルート(直登できず1度谷底に降ろされてそこからイゴ)。
1度直登ルートに挑戦しましたが失敗、感触的に全くイケる気がしなかったので左側ルートへ。
下見の段階では左のイゴもキツそうでしたが、行ってみると意外とスムーズに行けました。
コフン
シングルトラックのキャンバー。
なるべく上のラインを通って通過できました。
飛びついた後Zを切りながら登る坂。
ラインをミスってしまいかなり体力を消耗しました。
ここも飛鳥京と似た感じでしたがこっちの方が簡単でした。
奈良トラの代名詞と言ってもいいでしょう。超絶ヒルクライム。
エスケープルート(2/3くらい登って右へ、そのあとイゴ)もあるので迷わずエスケープしようと思ってましたが、いざ到達すると大勢のギャラリーがいて好機の目で見ています。
感化されてしまいイケる自信もないのに挑戦。最後ほぼ直角になってる所でビビってしまいアクセル戻してしまいました。
1回目の感触で「イケるかも?」と思ってしまい2回目も挑戦。これは中盤くらいで無理だと思い最後ヤケクソで投げるが届かず。
悔しくてまた挑戦しようと思いましたが「これはレース本番だからとりあえず1周する事が優先」と冷静になってエスケープルートへ行きました。
練馬ヒル
ここは見た感じ簡単そうでしたが根っこが出てたりして1回ミスりました。
失敗した感じから修正してもっとスピード乗せて行ったら行けました。
路面がベスコンでしたが、マディならここ最悪でしょうね。
クネクネヒル
さわやかクラスでも使っていたセクション。あまり印象ないです。
杉さま
ここは下手したら今回1番苦戦しました。
今まで通過してきた路面と違ってチュルッてました。
それとこの辺で体力がかなりゼロに近くなっていてライディングが雑になり失敗を繰り返して少し座って休憩しました。
休憩しながら他の人のラインを冷静に見てたら行けました。
奈良漬
奈良トラ名物。ヤチ。
奈良漬に到達してどのラインがいいか考えていると知り合いのダイさんがやって来ました。
聞くと彼は2周目らしい。「これどのラインっすか?!」って聞くと「これこっち!!!」と言って颯爽と奈良漬を突き抜けていきました。
そのラインを目に焼き付けて僕も似たようなラインを2速アクセル全開で突き進みます。
ビビってた奈良漬ですが、ライン選びさえ間違えなければ問題ないですね。
ダイさんかっこよかったです。
ロケットヒル
結構な斜度の斜面に飛びつくタイプのヒル。
初見では見た目がイカツイので躊躇してるとG-NETのアヤトくんとロッシさんが。
さすがロッシさんは直登してました。
僕は到底無理なので中腹まで飛びついて横にキャンバー移動でなんとかクリア。
棚田
特に印象なし。
セローヒル
去年のさわやかクラスでも走りました。印象なし。
最後のロックセクション
集計前までやっと戻って来て安堵してると最後にもう1発ロックセクションが。しかも下り。
これが相当キツかったです。
でももうあとは気合でなんとか越えました。
集計
これでやっと1周です。
手元の時計で残り45分くらいでした。2周目行くかどうか迷いましたが、目標のタマイチを達成した安堵感と体力が限界を迎えていたのでそのままピットアウトしてパドックへ戻りました。
結果
1周で2:08:50でした。
順位はゲロゲロクラス102台中61位、G-NETゲロゲロクラス総合111台中68位でした。
感想&反省
初めて挑戦したゲロゲロクラス、不安でいっぱいでしたが目標だった1周もできてとても楽しかったです。
とは言え3時間のレースを走りきれなかったのは少し悔しいです。
体力がないというよりかは「体力を無駄遣いしすぎている」と思いました。
セクション毎に失敗が多く体力を無駄遣いしてしまっています。
初見のセクションでも1発でクリアできるスキルを身につけないといけないと強く感じました。
まとめ
CGC大和奈良HARD ENDUROに2日間満喫して来ました。
初めてのことだらけでとても楽しかったです。
この歳で何かに挑戦できるってのはいいですね。
次は6月のダイナランドにエントリーする予定です。
こちらもかなり楽しみです。
(*´ェ`*) さて、奈良虎の余韻もそろそろ落ち着いてくる頃なのでナカノヒトも徐々にトーンダウンしていきます。次は6/6-7で岐阜県郡上市のダイナランドスキー場やぞ!デカイぞ!(敷地は) pic.twitter.com/AyWSiPXWtL
— CGCハードエンデューロ選手権 (@GeroCup) 2020年3月25日
写真